定年後の保険は、不必要な部分から見直してみる
定年を迎える時期になると、ほとんどの方は、お子さんも独立します。
そのため、子供に残すべき保障も、ほとんど必要なくなります。
つまり、これまでと同じ保険内容ではなくても、大丈夫!
……そう考えて、今後の保険をどうしようかと迷われる方も多いのではないでしょうか?
たくさんの保障が必要ないにも関わらず、これまでと同じ金額で保険額を支払っていくのは、ちょっともったいない感じがします。
また、定年を迎えられる方が、最初に保険に加入されたときと、現在とでは、保険の必要性も、かなり異なってきている可能性もあります。
加入時は、とにかく、自分に何かがあったら、残された家族はどうしたらいいのか?……と、ただ、ひたすら、家族に対する心配から、家族への保障にできるだけポイントを置いて、保険に加入されたことと思います。
今、お子さんは、独立され、あなたは長年の勤務の結果、ついに退職金を受け取って、これからはゆったりと自分や夫婦のことに重点を置いて生活できるときがやって来た!
……そのように考えると、これから必要となる保険は、今までの保険とは違うものになって当然でしょう。
とはいえ、定年になってから、現在の保険を解約して、あらたな保険に加入すると、支払額もかえって高くなり、実際的に考えると、あまり合理的ではないかもしれません。
でも、保険の見直しを考えるというのは、イコール、新規に保険に加入するということを意味するのではありません。
例えば、必要保障額を計算し直して、不要な部分のみ減額するという方法も考えられるでしょう。
今後は、死亡時の保障はそれ程、必要なくなりますから、減額して不要な部分をカットし、その分を民間の介護保険に充てるといった方法もあります。
各自、用途に合った保険へシフトしていくのも一つの方法かもしれません。
定年後の保険に関しては、まずは不必要部分の見直しから、初めてみるのが良いのではないでしょうか?
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2012年5月7日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:定年と保険