結婚後の生命保険の保険額について

結婚をしたばかりの男性の場合「生命保険の見直しをしなければいけないな」と感じていても、一体どのくらいの保険額の生命保険に入れば良いか分からない、という場合が多いようですね。

生命保険はライフプラン（子供の出産予定やマイホームの購入予定など）によって、組み立て方が異なります。
例として、将来子供を作る予定があるかないかで、どのような違いがでるか考えてみましょう。

まず、子供がいた場合、夫に万が一のことがあった際、妻は子供の養育に時間や労力を費やす割合が高くなり、仕事に十分な時間を割けない期間が生じます。
そのため、子供がいる場合は母子の生活を維持するのに必要な金額、つまり「収入の減額部分+生活費+養育費」を生命保険で備えることが重要になります。

また子供がいない場合には、妻は働く時間を確保できるため、生命保険での補償を「妻が当面（年単位）、生活水準を変えることなく生活を維持できる範囲の金額」とすることが一般的とされています。

生命保険は、遺された家族の生活の支えとなるものです。
そのため「いくらのプランの生命保険に入ればよいのか？」ではなく、「遺された家族の生活にはどれだけのお金が必要か？」といったことから、保険額を算出するのが良いでしょう。
そのためにも、結婚後のライフプランをしっかり見据えて、生命保険を検討してみて下さいね。