50代と掛け捨ての保険

一般に掛け捨ての保険は損！というイメージが強いと思います。

貯蓄性のある終身保険の場合は、途中で解約した場合でも、解約返戻金が戻りますから、確かにいざというときには、大変ありがたい保険と言えるでしょう。

特に、保険を払うのが大変な20代、30代とは異なり、50代のような安定した時期で、掛け捨ての保険なんて考えられない！とおっしゃられる方も多いことでしょう。

でも、50代の掛け捨て保険は、本当にデメリットだけなのでしょうか？

実は、50代の掛け捨て保険も、必ず損をするというのではなく、考え方によっては、メリットもあるようです。
では、そのメリットというのは？
もちろん、保険料が安く済むということですね！

貯蓄型の保険と掛け捨ての保険を比較してみた場合、支払わなければならない保険料には、かなりの差が生じます。

以前のように、保険会社が約束してくれる利率がとても高かったような時期（いわゆる90年代前半ごろまで）は、貯蓄の意味も兼ねて、保険に加入される方も多かったことでしょう。
予定利率が高い場合に限って言えば、貯蓄性のある保険が、だんぜん有利です。

でも、現在では、予定利率がかなり低くなってしまいました。
そのため、貯蓄性のある保険の魅力は、以前に比べると、だいぶ薄れてきたと言えます。
また、最近では、50代になっても、お子さんがまだ幼いというような家庭が、増加しました。
ですから、必ずしも50代の生計が安定しているとは言えないわけです。

近頃では、生活に余裕がない場合、また、仮に余裕があったとしても、必ずしも、50代の掛け捨ての保険は損！という方程式は成り立たないようです。

その上、家計が大変な時期というのは、それぞれの家庭によって、全く異なるものです。
家庭によっては、50代が、これまでの人生の中で、一番家計が大変な時期！ということも考えられます。

これからの50代は、掛け捨ての保険についても、考慮する価値がありそうですね。

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